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2018/05/16(水)

【勉学に向き合い続ける重要性】

株式会社リンクアカデミー
リテラシートレーニングカンパニー
西日本営業ユニット
ユニットマネージャー 玉井


2018年は「キャリアデザイン」というリンクアカデミーが最も大切にしているテーマに拘ってコラム執筆を進めておりますが、5月はキャリアデザインの根幹を成す「向学心」「勉学」というキーワードで記述をしたいと思います。

私達リンクアカデミーは「トータルキャリアスクール」を掲げて顧客のキャリア開発を支援していますが、その際、弊社のキャリアナビゲーター(キャリアカウンセラー)が最も重視していることが、顧客の【向学心の向上+高位継続】です。勉学に一生懸命向き合うモチベーションすなわち向学心は、キャリアデザインにおいて絶対に欠かすことができない必要条件です。ただ、この向学心を向上し高位継続していくことが非常に難しいことは、英会話の挫折経験者が90%を超える実態からも、明らかです。

話は少しそれますが、最近、新卒採用で大学3年次までの成績表を提出させ、面接評価以上に評価する企業が増えています。その理由/背景を何名かの採用責任者にインタビューしたところ、「自社で求める人物像が「自律自立型 人材」であり、そこで欠かせないのが、向学心や向上心をしっかり持っているかどうかということです。それを一番にはかることが出来るのが大学の成績表ですので。」という回答でした。
私個人としてはその意見に大賛成です。新卒採用面接で「サークルで、、部活で、、アルバイトで、、留学で、、」という自己PRばかりを聞きますが、「何故今の大学を選んだのか~大学の授業内容に真摯に向き合って自分の知見を高めていっている」という自己PRを殆ど聞いたことがないのが現状です。
仮に上記のような大学志望動機を紐付けた自己PRをしてくれる学生がいたら、私は内定を出したいと強く思います。

話を戻します。私は、勉学に向き合い続けることができるマインドを既にお持ちの方が少ない中、そのマインド醸成することが我々リンクアカデミーの使命ではないのか!?と思い始めています。
今は法人顧客にも個人顧客にも【スキル付与/知見伝達の対価で商売】をしていますが、近い将来、キャリアデザインの観点からも【勉学に向き合い続けるモチベーション=向学心の向上と高位継続の対価で商売】をしていこうと強く想う次第です。


<追伸>
今回記載した「新卒採用試験で大学の成績表重視採用」は本当にもっともっと拡がってほしいと思います。大学志望動機~大学で履修する科目の選択+その科目の成績、本来、大学生の本業/本質を突いていると感じます。
学校法人/大学法人の変革が待ったなしの状況下で、大学法人の出口である採用改革によって、
大学生の意識を変え、大学職員/教員の意識も変えることで日本の生産性向上に寄与できるのではと、
強く感じています。
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