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2018/02/07(水)

【 コラム 】今ではなく未来の自分がしたいことができるようになりませんか?

株式会社リンクアカデミー
リテラシートレーニングカンパニー
西日本営業ユニット
ユニットマネージャー 玉井

あけましておめでとうございます。

2018年最初のコラムとなりますが、2018年は「キャリアデザイン」というリンクアカデミーが最も大切にしているテーマに拘ってコラム執筆を進めていきたいと思います。

昨年2017年は「人生100年時代/LIFE SHIFT」というビジネス書が一世を風靡し
ひとりひとりのキャリアについて、日本全体が自問自答する機会が増えたと思います。

実際、グーグルで検索すれば、『WILL/MUST/CANの3つの輪』『10年先、20年先のキャリアビジョンを描く』などなど、様々なヒントが手に入る世の中になりました。

実は、弊社リンクアカデミーの少し社内的な話で恐縮ですが、キャリアに関する過去の経緯についてご披露させて頂きます。

弊社では、昔「インストラクター(教師)」「プランナー(個人向け営業)」という名称の職種がありましたが、この2つを統合し「キャリアナビゲーター」という職種名称に変更しました。

というのも、弊社のコーポレートキャッチ「あなたのキャリアに本気のパートナーを」を体現していくために、新たな言語(キャリアナビゲーター)を創造し、顧客へ届けるものは「資格取得やPCスキル ではなく、より良いキャリアを支援することである」と我々の役割定義も再設計し、社員ひとりひとりの意識と行動変革を行ってまいりました。

そのような弊社が歩みを進める中、弊社に相談にこられる方々のキャリアカウンセリング/キャリアナビゲートをしている中で感じること、そして最近私が相談者に伝えている観点を1つお伝えします。

それは、
『今自分がしたいこと、やりたいことを行動するのではなく、未来の自分を想像し、その未来の自分がしたいこと、やりたいことができるように行動しませんか?仮に今自分がしたいこと、やりたいことでなかったとしても。』
ということです。

今月、コンサルタント分野の私の師匠に会う機会があったのですが、師匠もまさに上記の言葉をテーマにおいて、古典芸能の「能」を始めたようです。今「能」をしたい、やりたいというわけではないが、10年先、20年先の自身の人生(家族関係など全て踏まえて)をイメージして、「能」を始めるべきと考え、厳しい修行にも耐えているとのことでした。

私自身も、隔週で片道3時間をかけて帰省をして、ボランティアとして地元の地方創生のプロジェクトの支援をしているのですが、これも「今したい、やりたい」のではなく、20年先、地元に戻って生活をするという「未来の自分のための行動」と自分自身律して取り組んでいます。

どうしても、人間は「近視眼バイアス」「現状維持バイアス」が発生して「未来よりも今」を優先する方々が多いので、キャリアカウンセリングの際に、相談者には強くお伝えしている言葉であります。

次回以降は、この「未来への行動が挫折しないように」ということを掘り下げていきたいと思います。

以上、2018年の最初のコラムでした。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。